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ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調
「交響曲の父」として知られるハイドンの作品です。ハイドンが友人アントン・ヴァイディンガーのために作曲した作品です。ヴァイディンガーは半音階の吹奏が可能な有鍵のトランペットを開発し、当時の優れた作曲家ハイドンやフンメルに協奏曲の作曲を依頼しました。ハイドンのこの曲は有鍵トランペットの特性を活かして半音階のフレーズや、自由な転調を駆使して書かれています。特に第一楽章の最初の管弦楽の主題の提示の後に、朗々と輝かしくトランペットが第一主題を提示するところは珠玉です。フンメルの協奏曲とともに古典派を代表するトランペット協奏曲です。
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調
バロック協奏曲の総決算とも呼ばれる、バッハの代表的な器楽作品です。ブランデンブルク辺境伯に献呈されたことからこの名前がつけられました。トランペット、リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンの4つの高音楽器がソロをになう華やかな曲です。唇と呼吸でしか音程を調節することができないナチュラル・トランペットで聴くと現代楽器では味わえない、バロック・トランペット特有の輝かしい響きを堪能することができます。
ヒンデミット:「トランペット・ソナタ変ロ長調」
20世紀ドイツを代表する作曲家の一人ヒンデミットの作品です。このトランペット・ソナタは変ロ長調で書かれおり、トランペットの性能がフルに発揮できるように作曲されています。曲は勇壮な曲想で開始し、最後は葬送行進曲で幕を閉じるというドラマチックな構成になっています。
リムスキー・コルサコフ:シェラザード
交響組曲「シェヘラザード」はリムスキー・コルサコフの代表的な作品で、「千夜一夜物語」の語り手、シェヘラザードの物語をテーマとしています。チャイコフスキーをはじめとするロシアの作曲家達は、こぞって金管楽器に華やかな旋律を効果的に取り入れていますが、この「シェラザード」はそうした作品の中でも、トランペットの活躍が素晴らしい曲です。特にフィナーレでは超絶的なテクニックが必要とされます。
クラーク:トランペット・ヴォランタリー
「ヴォランタリー」とは、教会の礼拝前後とその合間に演奏されるオルガンの曲のことです。結婚式の退場の際に用いられることもあります。クラークの作曲したチェンバロ曲「デンマーク王子の行進曲」をヘンリー・パーセルがトランペット用に編曲して有名になった曲です。最近までパーセルの曲と信じられていました。冒頭のトリルを使った主題が大変印象的です。
ルロイ・アンダーソン:トランペット吹きの休日
ルロイ・アンダーソンはアーサー・フィードラー指揮のボストン・ポップス付きの作曲家として、軽音楽風の親しみやすい曲を数多く作曲しました。この曲はオーケストラのアンコールピースとして書かれた作品ですが、これほどトランペット奏者に親しまれている曲はないといっていいほど有名な曲です。3本の独奏トランペットのためのファンファーレの音型を使った軽快で親しみやすい曲で、運動会の定番BGMの一つにもなっています。
ニニ・ロッソ:夜空のトランペット
ニニ・ロッソはイタリア生まれのトランペット奏者です。「夜空のトランペット」は彼の代表的な作品で1965年に世界中で大ヒットしました。日本にもたびたび来日しいますのでご存知の方も多いと思います。その他には「夕焼けのトランペット」、「さすらいのマーチ」などのヒット曲があります。また、年末にラジオで全国ネットされる「チャリティ・ミュージックソン」のテーマ曲もニニ・ロッソです。
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